第43回 2007年、風が変わる!

Pen Iconこの記事の執筆者

赤峰 誠司

船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員

皆様、あけましておめでとうございます。

今年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。

1月1日からの新聞紙上では、日本経済の明るい予兆を様々な識者や エコノミストらが、語ってました。

ただ、全てが勝ち組となるものではなく「二極化」 「差別化」 「格差化」と言ったキーワードが、特に目立ったのではないでしょうか。

勝ち組の業種や、業種の中での勝ち組企業など強者と弱者が明確になり、今年はその“差”がついてしまう環境がより、増大するのではと思われます。

企業であっても、個人であっても2007年を勝ち組として生き残るには持てるポテンシャルを最大限に引き出し、自らツキを呼び込む努力をしなくてはいけません。

ツキはツイている企業や人と付き合う事によって、伝播されます。また、ツイてなくても、ツキを呼ぶ込む事が可能だと思います。

しかし、ツイている状態を維持するには、自分のツキを他の人に分け与える事をしないと、ツキは逃げてしまいます。

企業活動においても、厳しい状況から風か変わり好転する事や逆に悪くなってしまう事はよく耳にする話しです。

2007年は物流業界にとっても大きな風が吹き、これまでの文化や概念や慣習までもが、変わる年だと思っています。

(例えば)

(1)M&Aによる業界再編
(2)コンプライアンス基準の厳格化
(3)労働時間の短時間化・残業割増の負担増
(4)労働者不足時間に幕明け
(5)勝ち負けによる、淘汰の始まり

企業人として、個人として社会の中で共存していくには、遵法のもと基本に忠実に思いやりを持ったコミュニケーション活動をしていくべきでしょう。

荷主と物流企業の逆転も、そう遠い未来の話しでは無くなってきます。

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赤峰 誠司

船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員

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