RORO船

貨物を積んだトラックやシャーシ(荷台)ごと輸送する船舶のことを指す。
発地港ではトレーラが乗船し、貨物を積んだシャーシを切り離して船側に載せ、トレーラヘッドだけが下船し、着地ではトレーラヘッドだけが乗船してシャーシを連結し、そのまま下船し陸送する。

フォークリフトなどを使うコンテナ船に比べて早く、簡単、安全に荷役ができるが、シャーシごと船に載せるため、積載効率の点ではコンテナ船に劣る
小口貨物から大型貨物まで対応できるため、コンテナ船やフェリーと同様にモーダルシフト船としての期待が高まっている
一般的に中長距離フェリーで20~30ノット(時速36~55km)、コンテナ船で20ノット(時速37km)前後、鉄鉱石や石油を運ぶ大型船では12~15ノット(時速22~28km)程度である。

*船が1時間に1,852m進む速度を1ノットと言う。1ノット=時速1.852km、20ノット=時速約37km

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