宵積み(読み方:よいづみ)

宵積みとは、朝一番に荷物を輸送するため、前日またはそれ以前(休日前)の夕方以降に
荷物を引き取って、あらかじめトラックに積んでおくこと。「積置き」とも呼ばれる。
搬入先に制限がある場合などにも行われる。

宵積みのメリット:

宵積み分の倉庫スペースを有効利用できる。
物流事業者にとって、事前に荷物を積んでおくことで、運行計画が立てやすくなるなど生産性向上の効果があり、ドライバーにとって運行負荷軽減の効果もある。

宵積みのデメリット:

宵積みの場合、別料金が必要になる。
これは、荷物を一時的にトラックに保管するのに伴い発生する費用(留置料)である。
納品前日だと3000~5000円、前々日だと7000~8000円となる。
また、配送が終了したトラックが戻ってこないと宵積みができないため、逆に待機時間が発生し、荷待ちにつながる可能性もある。

関連するコンテンツ

・コラム:2024年問題は過去30年で最高レベル|いま物流部門がやるべきこと
https://logiiiii.f-logi.com/series/logisticssoul/2024-ninushi1/
・コラム:緊急提言!物流部門が直面する3つの課題
https://logiiiii.f-logi.com/series/logisticssoul/threechallenges/

・コラム:働き方改革推進による物流サービスレベルの低下 ~2020年物流業界時流(5)~
https://logiiiii.f-logi.com/series/logisticssoul/soul321/

物流業界の時流を、より深く!船井総研ロジのWEBマガジン「ロジー」の物流用語辞典では、 宵積み(読み方:よいづみ)や運行三費など物流関連用語の解説をしています。 また、船井総研ロジは荷主企業・物流/運送企業双方にコンサルサービスなど多岐にわたるサービスをご提供しております。
詳しくはコーポレートサイトをご覧ください。

ページの先頭へ