物流コンペの評価手法

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第1講座 なぜ物流コンペを実行するのか

物流コンペを開催する理由・目的を明確にする

荷主企業において物流コンペを開催する理由は様々です。まずは目的を明確にすることが重要です。

既存の委託先からの切り替えであるならば、途中解約も想定されます。途中解約時には負担すべき費用が発生します。費用発生のリスクも加味しながら目的と目指す姿を明らかにしましょう。

目的によってコンペの手法も異なります。それぞれの目的に応じたコンペ開催時の留意点をお伝えしました。

物流コンペ開催にあたって

物流コンペ実行における
・物流委託先選定のポイント
・市場価格の捉え方
・コスト偏重にならないための施策
・評価と上申方法
・留意点
をお伝えしました。

過去の物流コンペ手法

これまでの一方的で強引な荷主企業のコンペ手法は過去のものとなっています。
無駄を省いて効率を上げることで物流コストを削減しましょう。

第2講座 現状分析

委託業務領域

荷主企業が物流コンペを開催する際には、まず物流全体の戦略を策定(マネジメント)する必要があります。その後、物流統括マネジメントは自社で行い、物流運営マネジメントを物流企業へ委託することになります。

物流マネジメント構造

現状を把握する

物流コンペを開催するには、先ず自社の物流を把握しなければなりません。

中期経営計画の把握
自社物流を整理する
 ↓
自社物流の整理
現状把握①:自社物流の全体把握
現状把握②:管理、責任領域と管理内容の整理
現状把握③:契約の整理
現状把握④:資産所有の整理

コストターゲットの設定

自社の物流を把握することで物流にかかるコストを可視化できます。可視化されたコストを市場価格と比較し、コストターゲットの設定に進みます。

目指すべき物流体制の方向性確認

定量面(コスト)のターゲット設定と並行して定性面のターゲット設定が必要になります。経営層(調整部門)や物流部門だけでなく、生産・仕入部門や営業部門にもヒアリングを行い、目指すべき物流体制の方向性を策定しましょう。

第3講座 要件定義書(RFP)作成手法

RFPを作成する理由

物流コンペにおいて、何故RFPを作成する必要があるのか?
それは・・・

RFP作成手法

サンプルを提示しながらRFPに記載すべき項目を提示しました。
「荷主企業が提示すべき項目」と「物流会社に提案を要求する項目」をそれぞれ列挙しました。

第4講座 物流提案に対する評価手法

提案評価

物流コンペにおいて重視されるポイントを挙げ、一つずつ解説を行いました。
定量面(コスト)だけでなく、定性面からも適切に評価を行うことが重要になります。

評価が悪い事例

一方で低い評価を下されてしまう提案書の特徴を挙げて、解説しました。
このような提案書を作成しない様に注意しましょう。

第5講座 失敗から学ぶ、物流コンペ成功への秘訣

事例紹介

実際に起こった物流コンペの失敗事例を挙げ、なぜ失敗したのか、何がいけなかったのか、どうすれば失敗を防げたのか、を講義しました。
失敗事例を教訓に荷主企業に求められる知識とスキルをお伝えし、物流コンペを成功に導くためのノウハウをお伝えしました。

第6講座 パネルディスカッション

質問

当社の膨大な物量データを提示して、精緻な分析をしていただけるか不安です。 (荷主企業A社様)

回答

データがあまりに大きいようであれば、平均月の物量と最繁忙期・最閑散期の物量を明示します。全体(年間)の物量はRFPに情報として記載して、1ヶ月分のデータを提示して分析してもらいましょう。

質問

コンペの最中です。物流会社から提案された物件が建設中で拠点視察が出来ないとのことです。こういった場合はどうすればよろしいでしょうか? また、センター長の人柄を見る時のポイントはありますか?(荷主企業B社様)

回答

提案している物流会社の他の現場を視察させてもらいましょう。実際に運営している拠点を視察することで物流会社の現場運営レベルを把握することができます。センター長の人柄は実際に会話をして、受け答えや物事に対する問題意識を持っているかなどを計るようにしましょう。

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