クロスドッキング

クロスドッキングとは、複数のベンダー(仕入先)からの貨物を物流センターに入荷後、在庫保管することなく、そのまま仕分けを行い出荷する、積み替えセンターの仕組みを意味する。
クロスドッキングでは入荷と出荷に関する業務が緊密に関連づけられていることが重要である。
入荷後すぐに仕分けを行うための出荷情報が必要になるので、商品の供給側と需要側の情報を正確に把握するシステムが必要である。
クロスドッキングでは、荷受け→検品→方面別仕分け→出荷という順序で行う。

クロスドッキングのメリット

・コスト削減
・在庫の減少
・倉庫スペースの削減
・余分な作業をすることなく直接納品先への発送が可能

クロスドッキングでは商品の一時保管・在庫・仕分け作業を行わないため、その作業分の大幅なコスト削減が実現できる。
そのため、大量の在庫を抱えてしまう心配もない。
また、余分な作業を行わずに作業ができるため、早く作業を進められ、リードタイムを短縮することが可能になる。

関連するコンテンツ

・物流用語辞典「クロスドックセンター」
∟クロスドッキング(通過型)の仕組みを備えた物流センターのこと。
https://logiiiii.f-logi.com/terms/cross-dock-center/

・コラム「ロジスティクスとは? 概要からメリット、課題まで基本を解説」
https://logiiiii.f-logi.com/series/basiclogi/logisticssamary/

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