Z世代に適した研修手法とは?
Z世代に明確な定義はありませんが、一般的に1990年半ば以降に生まれた年代を指しています。2022年現在で、おおむね10代前半から26歳くらいまでの若者がZ世代にあたり、これからの社会・労働力の中心を担っていきます。 そこで本コラムでは、世代に適した研修手法を考えるため、Z世代の特徴を4つに絞りご紹介します。
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目次
Z世代の特徴
これからの労働力の中心になるZ世代の人たちに合わせた教育・指導方法が必要になります。
世代に適した研修手法を考える上で、まずはZ世代の特徴を4つに絞ってご紹介します。
1. Z世代の学習機会
動画などの最新ツールで学ぶことがあたりまえ。
スマートフォンによって、情報や学習機会を得られる世代です。Z世代が持っている学習機会の選択肢は上の世代よりも多いといえます。
2. Z世代のリサーチ手段
Youtubeなどの普及により、動画が身近な存在に。
Z世代にとっての動画閲覧は、息抜きや学習、調べものをするときの最も重要な手段です。Z世代はGoogleではなくYouTubeで直接調べることが多く、インターネットユーザーの96%がYouTubeを使っています。
3. Z世代が研修に求めるもの
研修で最新ツールが導入されていないと不安になる。
Z世代は動画での研修が用意されていなかったり、業務がデジタル化していないことに対して不安を覚えます。Z世代の人材採用の観点からみても研修のデジタル化は必要でしょう。
4. Z世代が会社に求めるもの
個別対応・フィードバックを重要視している。
毎週1分の会話、労いのコメントだけでも効果があります。少なくとも2~3週間に1回は上司からのフィードバックが必要です。
Z世代に適した研修手法とは
上記の点を踏まえると、Z世代に対する研修手法として適している方法はずばり、「短い動画での研修と対面での実習を組み合わせる」方法です。
例えば、まずはじめに業務を説明しているショート動画を見てもらい、指導役が補足説明・実演をした後に、また改めて同じショート動画を見てもらうといったような方法がよいでしょう。
これからZ世代を迎える職場では、ショート動画での作業マニュアルを用意する必要があります。 本格的にZ世代が入社し始める前に準備を進めておくことをおすすめします。
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