変化を見せることで成長を実感させる

Pen Iconこの記事の執筆者

河内谷 庸高

船井総研ロジ株式会社 
執行役員 兼 コンサルティング本部 本部長

2006年 船井総研グループに入社。入社以来、運輸・物流業を中心に、業績アップコンサルティングを展開。運送会社・物流会社向けに、マーケティング戦略の立案や運賃交渉支援、デジタル化・業務効率化、ドライバー採用強化といったテーマをメインにコンサルティングを行っている。物流企業経営研究会「ロジスティクスプロバイダー経営研究会(会員数約300社)」を主宰。​​

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ある企業の現場には、「変化点管理ボード」というものがあり、
個人別にどの業務ができるのか、◎・○・△・×の4段階で評価した、
『技能習熟表』という、いわゆるスキルマップ表を掲示されています。

普通は、現状(最新)の評価が記されているだけですが、
同社の技能習熟表は、変化が見えるようになっている点が特徴です。

四半期に一度評価の時期があるのですが、
その過去の評価もすべて一覧で見えるようになっており、
どの技術をいつのタイミングで習得したのか、ぱっと見てわかります。

その人が「どういう経験をつんできたのか」や「成長の速度」がわかります、
また、本人からすると、変化が見えることで自身の成長を実感するでしょう。

また、その変化点管理ボードには、工程レイアウトや人員管理、
変化点記録といった内容も掲載されています。

たとえば、変化点記録で言えば、4Mに関する変化を記録しています。
4Mとは、
①人(Men)
②物(Material/部品・材料)
③設備(Machine/工具)
④方法(Method/手順・設計・レイアウト)
のそれぞれの頭文字をとったものです。

要はこの4Mに変化があった場合は、間違いや事故が起こりやすいので
特に気をつけるように、変化内容や対策を全員が見えるように
毎日ボードに書き込む欄があるのです。

人に関して言うと、配置転換や新入社員などの人員配置の変化だけでなく、
体調面についても全員で共有しています。

常に変化を意識させることで、組織や考え方の硬直化を
予防させる効果もあるのではないかと思います。
ぜひ皆様の会社でも、変化の見える化を検討してみていただければと思います。

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船井総研ロジ株式会社 
執行役員 兼 コンサルティング本部 本部長

2006年 船井総研グループに入社。入社以来、運輸・物流業を中心に、業績アップコンサルティングを展開。運送会社・物流会社向けに、マーケティング戦略の立案や運賃交渉支援、デジタル化・業務効率化、ドライバー採用強化といったテーマをメインにコンサルティングを行っている。物流企業経営研究会「ロジスティクスプロバイダー経営研究会(会員数約300社)」を主宰。​​

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