なぜか事故が多い日
事故を防ぐ取り組みとして貴社はどんなことをしているでしょうか。 福岡のあるタクシー会社では、過去20年以上の事故発生日を分析し、特に事故が多い日・時期を洗い出されています。 今回のコラムでは、事故を未然に防ぐための取組みを事例を交えてご紹介いたします。
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事例1:日報を利用した事故防止対策
冒頭でご紹介した福岡のあるタクシー会社では、過去事故が多発している日にカレンダーを赤く塗りつぶし、日報提出用紙を、通常は白色の紙ですが、その日はピンク色の色紙を渡すようにされています。
さらに点呼時にその旨を伝え、注意喚起されています。
事例2:管理職による添乗指導
また、都内の運送会社では、過去の事故多発日にあわせて、管理職による添乗指導を実施しています。
「乗車・発進」や「速度」、「車間距離」、「右折・左折」、「進路変更」、「バック」、「駐車」などチェックポイントを分類、項目を細分化した同乗・添乗指導チェックシートを作成し、
指導に活用されています。
事例3:日交通安全カレンダーの活用
都道府県によっては、トラック協会や警察が前年度の事故多発日を記載した交通安全カレンダーを配布しているところもあります。そちらを活用してもよいですし、自社オリジナルのものを作成すれば、より効果的です。
会社によって、
- ・繁忙期の最終日に疲れから毎年事故が発生している
- ・連休明けに気の緩みからか、重大事故が増加する
- ・毎年初雪の日に事故が発生している
と理由は様々ですが、なぜか事故発生日が偏っているという可能性はあるでしょう。
曜日や時間帯別で事故発生件数を分析されている企業は多くいらっしゃいますが、ピンポイントの日時で過去20年以上の事故状況の統計まで取られている企業は少ないのではないでしょうか。
自社の日別の傾向を調べていくと新たな対策が見えてくるかもしれませんので、一度取り組んでみていただければと思います。
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資料を読んでわかること
- そもそも、事故が起こる原因とは
- 指導体制構築の課題
- 従来とこれからの安全教育
- AIドラレコの活用事例
令和3年はトラックにおける交通事故が14,031件発生しており、そのうち車両同士の事故が12,640件と約90%を占めています。また、その中でも約45%が追突事故です。
追突事故が起きる原因としては、漫然運転や動静不注意などいわゆる運転に集中できていないこと、車間距離が不足しているという事があげられますが、それらはドライバーの運転の癖が大きく影響しています。
資料では、運転者の癖を可視化・分析し根拠のある指導を行う方法を解説し、最新のAIドラレコの活用事例を紹介します。
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AIロジレコを導入する前の安全体制と、導入後の効果・社内での変化について山岸運送グループ様にインタビューしました。
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