事故・危険運転行動が減らないトラックドライバーへの声かけ
トラックドライバーの安全教育、難しくないですか…?|AI搭載のドライブレコーダーで本当に効果がでる安全教育
安全指導に力を入れているのに事故が減らない、事故につながる危険運転行動を把握しているが、なかなか改善されない。皆さまの会社でも、このような経験があるのではないでしょうか。本コラムでは、本当に効果がでる「ドライバーへの声かけ」のポイントをお伝えします。
目次
ドライバーのやる気を削ぐ「声かけ」の悪い例
- ・「何度も車間距離不足を指摘している。なんでわからないの?」といった否定的な表現
- ・普段、無事故であることは評価せず、悪いことのみ指摘して否定する
- ・応援しているのに否定的な表現になってしまう など
管理監督者が本人のために、良かれと思ってやっていることが、相手のやる気を削いでしまい、逆効果になることがあります。
人は「自分には価値がない」と感じた時、つまり、
- ・承認欲求(人に認められたい)
- ・貢献欲求(人の役に立ちたい)
この2つを否定された時、自分自身も否定してしまいます。また、ある行動を指摘されると意識がそこにいき、その行動が増えてしまう特徴もあるので注意が必要です。
逆に、「自分には価値がある」と感じる時、承認欲求と貢献欲求が満たされた時、やる気が湧き起こります。
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本当に効果がでる「ドライバーへの声かけ」
まずは、事故の原因・危険運転行動を分析したうえで、以下の4つのステップを踏んで、指導・監督をしてみましょう。
- 1.受容(事実の受け入れ):「わかるよ」、「残念だったね」、「自分もそうなったことがある」
- 2.承認(とらえ方):「まだまだ改善の余地・伸びしろがある」、「緊張しているのは本気になっている証拠」
- 3.行動(して欲しい行動):「やり続けよう」、「ベストを尽くそう」
- 4.激励(背中の一押し):「〇〇さんなら大丈夫」、「〇〇さんならできる」
いかがでしょうか。上記を踏まえれば、人間関係が良くなり、「して欲しい事が言える。伝わる。守ってくれる」という安全運転意識を喚起するPDCAサイクルを確立できるのではないでしょうか。ぜひ、実践してみてください。
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