不況克服の心得十カ条

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河内谷 庸高

船井総研ロジ株式会社 
執行役員 兼 コンサルティング本部 本部長

2006年 船井総研グループに入社。入社以来、運輸・物流業を中心に、業績アップコンサルティングを展開。運送会社・物流会社向けに、マーケティング戦略の立案や運賃交渉支援、デジタル化・業務効率化、ドライバー採用強化といったテーマをメインにコンサルティングを行っている。物流企業経営研究会「ロジスティクスプロバイダー経営研究会(会員数約300社)」を主宰。​​

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『好況よし、不況さらによし』
経営の神様と言われた松下幸之助氏が残した言葉で有名です。

消費税増税や暖冬、そしてこの度のコロナの影響で、日本の景況感はガラッと変わりました。
当然、「好景気時の経営」と「不景気時の経営」では、注力すべき点が異なります。

同氏は、不況期における経営のポイントとして『不況克服の心得十カ条』を記しています。

第一条 「不況またよし」と考える
第二条 原点に返って、志を堅持する
第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ
第四条 不退転の覚悟で取り組む
第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る
第六条 時には一服して待つ
第七条 人材育成に力を注ぐ
第八条 「責任は我にあり」の自覚を
第九条 打てば響く組織づくりを進める
第十条 日頃からなすべきをなしておく

この中で着目したいところは、人材育成に注力すべきと説かれていることです。

普通は「不景気で余裕がないので、育成にかける時間もお金もない」という考えになりがちですが、同氏は次のように述べています。

「ひとたび困難に出会いますと、人は順調なとき以上に知恵も働かせ、努力もすると思うのです。その意味において、不況は人材育成の好機ではないかと思います。」

変化を嫌がる人が多いですが、このような有事の際や不景気においては、外部環境から変わらざるを得ない圧力がかかります。

そのため、いつも以上に考え、成長し、新しいことに挑戦させるチャンスになるということです。

コロナを理由に、安全研修や人材教育をストップさせている企業も少なくないかと思います。しかし、少人数の研修にしたりオンライン研修にしたり、工夫しながら、今こそ人材育成に注力いただければと思います。

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