中小運送会社・物流会社経営者のための管理職育成のポイントセミナー

2020年7月16日にオンラインにて「中小運送会社・物流会社経営者のための管理職育成のポイントセミナー」を開催いたしました。
成功事例を交えながら、管理職の育成ポイントについて講座を開きました。

講座概要

講座タイトル「運送会社経営者のための管理職育成のポイント~伸びている会社はどのように管理職を育てているのか!?~」

運送会社経営者のための管理職育成のポイント~伸びている会社はどのように管理職を育てているのか!?~

これからの時代に求められる管理職の役割とスキル

従来の運行管理や労務管理だけでなく、社員の定着化や荷主交渉、収支管理、デジタル化推進、新規営業強化と、管理職に求められる役割は多様化してきています。
ある一定規模以上に企業を成長させていくためには、社長のマンパワーだけでなく、幹部・管理職を育てないと実現しません。

管理職の採用・育成がうまくいかない会社には次のような共通点があります。

(1)管理職を現場から引き上げることにこだわっている
(2)会社に協力的・現場で優秀な成績の人を管理職にしている
(3)「役職」はあるが、「役割」がない
(4)管理職としての評価基準・評価項目が明確になっていない
(5)管理職向け教育・階層別研修がない
(6)管理職として、社長の方針や会社の状況がわからない

反対に、安定して伸びている企業は、上記のような問題をクリアしています。

岡山のある物流会社では、それぞれの能力に合わせた「階層別研修」を実施しています。
さらには、研修だけでなく、スキルマップや人事評価とも紐づけて、評価⇒育成⇒実践のサイクルで人材育成をしています。

また、大阪の運送会社では、月に1回、役職者を対象に月次決算の分析を行う「決算検討会」の実施しています。もう数年前からこの取り組みをされていますが、一から数字の意味や損益計算書の見方を教え続けてきた結果、今では役職者自ら決算内容を見て、改善策・対策を考える組織になりました。

コロナの影響で、対応に時間を割かれているとは思いますが、ぜひ教育・研修をとめずに、人材育成に注力いただければと思います。

受講者の声

企業規模別の社長・役員の役割や権限、思考のスパンなど大変ためになりました。参考にさせていただきたいと思います。
(運送会社 T様)

参考になるお話が多くとても勉強になりました。
他社様の事例などを拝見し、自社で何かできることがないか、アレンジをしながら進めていけるものがないか検討をして参りたいと思います。ありがとうございました。
(運送会社 W様)

このコロナと向き合いながら役員、管理職、幹部の役割が今後の会社をつくるポイントの重要性が必須だと感じました。
(運送会社 T様)

テキストダウンロード

運送会社経営者のための管理職育成のポイント ~伸びている会社における社長・幹部・管理職の仕事・役割~

年々コンプライアンスが厳しくなり、運行管理や労務管理、健康管理など、管理者の重要性が増してきています。さらに、荷主交渉や採用面接といった対外業務など、その役割は多岐にわたります。
これからの時代、会社の業績を伸ばすためには、管理者の育成・社内体制の強化を避けては通れません。
そこで、伸びている運送会社・物流会社の管理者の育成方法にどのようなものなのか、についてお伝えします。
この資料では以下のことが分かります。
・伸びている会社における管理職・幹部の仕事について
・これからの時代に求められる管理職の役割とスキル
・幹部が押さえておきたいコアスタンスとは

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