若者にとって魅力的でない?物流業界の大卒採用とその課題
コロナ禍で、一時的に他業界が新卒採用を控えたこともあり、21卒・22卒の新卒採用がうまくいった、または初めて採用できたという物流会社様も多かったのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染症の収束の兆しが見えてきた23卒以降、中小物流会社が新卒採用を成功させるためにはどのような取り組みが必要でしょうか。 ▶【関連セミナー】応募を集めている会社の採用手法30連発の詳細をみる
目次
物流会社への応募を検討している学生の割合
新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、再び大卒採用に注力する企業が増えてきています。株式会社インタツアーの『23・24・25・26卒生対象 業界別イメージ調査 物流業界編』によると、就活生の中で物流会社への応募を検討している学生は25.2%となっています。
4人に1人は物流業界に少しは興味を持っているということですが、大半の学生はヤマト・佐川・Amazonと、普段接点があるBtoCの宅配企業しか思い浮かばないという調査結果もでています。
また、業界のマイナスイメージとして「作業的」「全国転勤」など肉体的に負荷の高い仕事だと捉えられています。
(参照:『23・24・25・26卒生対象 業界別イメージ調査 物流業界編』2022年9月実施 株式会社インタツアー)
若者が仕事に求めるものは”将来性”
一方で、調査結果の中には物流業界は「社会貢献度が高く安定している」というプラスイメージがあるように、物流業界は経済の基盤を支える重要な役割を担っています。
(参照:『23・24・25・26卒生対象 業界別イメージ調査 物流業界編』2022年9月実施 株式会社インタツアー)
さらに、IT技術の発展によって物流業界は大きく変化し、新たな職種や仕事のあり方が生まれつつあります。そのため、若者にとって、物流業界には将来性があるという認識を持ってもらう必要があります。
それらの認識を強くするためには、会社説明会・見学会やインターンシップの開催が最も有効的です。自社への理解を深めるだけでなく、業界・職種の理解を深めることができ学生の志望度を高くする目的があります。
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まとめ
物流業界における大卒採用を増やすためには、まずは若者にとって魅力的なイメージを作り上げることが必要です。そのためには、学生への周知だけでなく、労働環境の改善や賃金の向上、ワークライフバランスの改善などが必要です。
物流業界における大卒採用の難易度が高いことは事実ですが、その背景には若者に対するイメージの問題があります。物流業界には将来性があり、社会にとって欠かせない存在です。
若者にとって魅力的な職場環境の整備や、新たな職種の創出など、様々な取り組みが求められます。
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