物流資材の市況|コロナショック(パンデミック)によって、物流業界のパワーバランスは変化するのか?
コロナ禍の影響で、WTIマイナス37ドルという未曽有の経験も含め、原油相場は2020年を通して低迷をしておりました。しかし、昨年末から徐々に回復し、2021年2月16日には60ドル台となっております。
原油先物価格の上昇に比例する形で、ナフサの取引価格も上昇傾向にあり、プラスチック製品の値上げが2021年2月頃から始まっております。
ポリエチレンやポリプロピレン等を原材料としている物流資材の調達価格は、10%~20%程度上昇しています。その結果、一部の商品に事前の買い占め等が発生し、欠品に至っているような状況です。
未だ価格改定が行われていない間接材も多数ある為、これから徐々に、この流れが波及していくものと思われます。そのため、上昇傾向は続く可能性が高いものと思われます。
前述の通り、原油価格の高騰により、プラスチックを原料としている物流資材は、調達価格が上昇しておりますので、従来の価格での購入が難しくなってきております。
そのような状況下において注目して欲しいのが共同購買のサービスです。共同購買とは文字通り、利害の一致する企業が購買を共同で行う事で、大規模な調達と同じ価格で購買する事ができます。
共同購買は、小ロットの企業同士がまとめ買い価格を享受できるサービスです。非常に良いサービスではある一方で、企業が集まると様々な課題が発生します。
共同購買に関して、くわしくは知りたい方は下記のコラムをご覧ください。
おすすめ情報
物流資材の共同購買サービス
- 概要
- 共同購買とは、当社が複数のお客様の購入を取りまとめて発注&仕入れを行うことにより、お客様へよりリーズナブルな価格で物流資材をご提供するサービスです。
- 詳細
- https://www.f-logi.com/ninushi/service/purchase-logisticsmaterials/