ジャストインタイム方式
トヨタ生産方式の代表的な要素としてよく知られており、カンバン方式とも言われている。
必要な物を、必要な時に、必要な量だけを生産する事。アメリカ等ではJITと表現されている。
具体的には、どの部品を、いつ、どれだけ納入するかは、組立工場が振り出す「かんばん」によって指示される。
部品納入の際に次回の納品支持が「かんばん」とその枚数によって示される。
これを部品配達のドライバーが部品工場に持ち帰り、看板に示された時間に、指定された量だけ品揃えをして、部品を入れた通函に「かんばん」を添付して、組立工場に納入する。
こうすることによって、自動車組立工場は部品の在庫を持たずに組立ができ、無在庫によるコスト削減を実現できる。
しかし反面、部品納入業者は、これに対応するため在庫を持たざるを得ない。
また、最近では、環境やCSRの考えからカンバン方式が過度になると少量しか積んでいないトラックの運行が増え二酸化炭素の増加に繋がるといった環境問題の面が指摘されている。
物流業界の時流を、より深く!船井総研ロジのWEBマガジン「ロジー」の物流用語辞典では、
ジャストインタイム方式や運行三費など物流関連用語の解説をしています。
また、船井総研ロジは荷主企業・物流/運送企業双方にコンサルサービスなど多岐にわたるサービスをご提供しております。
詳しくはコーポレートサイトをご覧ください。