物流子会社の成長ステップと分類

船井総研ロジ

Pen Iconこの記事の執筆者

物流コンサルの船井総研ロジ

   
国内最大級の物流コンサルティングファーム。物流・ロジスティクス領域において、戦略・戦術の策定から実行までを一貫してサポートする日本最大級の総合物流コンサルティング企業です。

≫ 物流コンサルティングについて、くわしく知りたい方はコチラ

物流子会社の成長ステップを、外販率と作業粗利で4つに分類し、各成長ステップ毎にどのような営業施策を行なえば良いのかを解説します。

物流子会社の成長ステップは、以下の4分類に分かれます。

①「受け皿コストセンター型」

この段階では親会社の物流に専念することが必要です。また、定期的な親会社人員の受け入れも重要な役割となります。基本的に外販は行ないません。会社の使命は、親会社へ高品質かつ低コストな物流を提供することです。

②「ノウハウ不足型」

この段階では親&グループ会社の物流をベースカーゴとして外販を獲得しています。しかし、親会社の業種業界から拡大できていません。そのため、最もノウハウを必要とする作業粗利は低く、比較しやすい「輸配送」でボリュームを活かした安値戦略で外販を獲得しています。

③「営業力不足型」

この段階では親&グループ会社の物流以外にノウハウを広げ、それによる作業受託の利益も出せています。しかし、営業力機能が不足しているため、ベースカーゴを超える外販が獲得できていません。

④「自立3PL型」

この段階では親&グループ会社の物流以外にノウハウを広げ、それによる作業受託の利益も出せています。親会社以外の業界で外販を獲得できるノウハウが定着しており、それを活かす営業も機能しています。

船井総研ロジ

Pen Iconこの記事の執筆者

物流コンサルの船井総研ロジ

   
国内最大級の物流コンサルティングファーム。物流・ロジスティクス領域において、戦略・戦術の策定から実行までを一貫してサポートする日本最大級の総合物流コンサルティング企業です。

≫ 物流コンサルティングについて、くわしく知りたい方はコチラ

その他の記事を読むArrow Icon

ページの先頭へ