怒りを抑えているリーダーはダメ
仏INSEADマネジメント実践教授のナラヤン・パント氏は、よきリーダーになるために必要な能力のひとつに、”自己管理能力”を挙げています。
自己管理能力とは、自分をコントロールする能力です。
なお、このコントロールの対象は、”行動”ではなく”心”だというのが、ポイントとのことです。
例えば、最近は、会議で感情的になって怒鳴るなど、パワハラに該当するような言動をすれば、リーダーとして、即刻アウトになります。
しかし、パント教授は、「怒りを覚えるだけで、リーダーとしてはNGだ」と説きます。
怒りを抑えるのではなく、そもそも怒らないようにするのです。
もちろん、怒り以外の極端な感情も、NGです。
冷静な状態で、公正・公平な判断をすることが、リーダーの責務だということでしょう。
リーダーシップは自己管理 「顔に出さない怒り」も失格
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00123/00054/