トップの視点 2020.06.23

今、ドライバーを採用しておいた方がよいのか?

読者の方からの質問に答えます。

他業種からの転職組の増加でドライバーの採用が急激にしやすくなっておりますが、荷動きの悪化で「それどころではない」という事業者が大半かと思います。
ただ、コロナが落ち着けば、またドライバー不足が始まるのではないか、いま採れるときに採っておいた方がよいのではないかという意見もあり、採用活動を続けるかどうか、正直迷っています。
現時点でアフターコロナについて考えるのは難しいかと思うのですが、ドライバー不足がまた起きるのかどうか、また、いま採っておいた方がよいのかなど、ご意見いただけませんでしょうか?

ドライバー不足の根本原因は、少子高齢化、運賃不足、労働観念の変化なので、アフターコロナになれば、また再燃すると思います。

ただし、ビフォーコロナの状態にそのまま戻るかというのは、判らないところです。

テレワークの普及による出先拠点の閉鎖や地方への人口移動、飲食店の減少、製造業のオンショア化など、有効求人倍率に大きな影響を与えそうな動きが予想されるからです。

しかし、「今採れるときに採っておいた方がよいか?」というのは、かなり慎重に考えた方がよいと思います。

経済が回復するまでかなりの時間が必要そうなことと、秋以降の第2波・第3波の襲来リスクが高いと思われることから、ウィズコロナの経営戦略を取るべきでしょう。

今は、財務強化とマーケティングに力を入れ、「仕事が先、人は後」の動きをした方がよいと考えます。

Pen Iconこの記事の執筆者

橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員

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