研修って効くの?
人材育成における研修の効果は、どの程度のものなのでしょうか?
これについては、米ロミンガー社が行なった調査の結果が、参考になります。
本調査では、経営幹部としてリーダーシップを発揮している人たちに、自身の成長に役立った出来事を訊いています。
すると、「経験:薫陶:研修=7:2:1」という割合だったそうです。
研修という回答は1割で、最も少なかったのです。
しかし、この結果から、研修が効果が薄いと決めるのは、早計でしょう。
なぜなら、全労働時間における、経験(実際の業務)、薫陶(上司・先輩からの指導)、研修の割合は、7:2:1ではないからです。
ほとんどの会社で、労働時間に占める研修時間の割合は、1割もいかないはずです。
そう見ると、(よい)研修の受講は、超効果的だと言えるのではないでしょうか?