好意の受発信
ハーバード大&UBC大の研究者、エリザベス・ダン氏とマイク・ノートン氏が行なった、興味深い実験があります。
まず、製薬会社の営業担当者を2グループに分けます。
そして、ひとつのグループには、「好きに使いなさい」と言って1人15ユーロを渡します。
もう一方のグループには、「これでグループの誰かにプレゼントを買いなさい」と指示します。
そうすると、その後の期間営業成績のアップ幅は、前者よりも後者の方が、20倍あったそうです。
原因は、後者のグループは、各々が好意の受発信をすることによって、個々人の間の関心と信頼が醸成され、よりモチベーションが上がり、コラボレーションが活性化されたからだと考えられます。
好意の受発信が行なわれる仕組みを創ることは、業績アップ効果が、非常に高いのです。