トップの視点 2020.03.13

経営改革の第一歩

成城石井ほかユニクロ、無印良品などもV字回復させた、小売再生のプロ、大久保恒夫氏は、「経営改革の第一歩は、あいさつの徹底からだ」と述べています。

なぜなら、気持ちのよいあいさつが徹底されている組織は、マネジメントレベルの高い組織だからです。

大久保氏は、「マネジメントレベルが企業の業績を決める」と説きます。

小売業で、本部からの指示の店舗での実行度合いを調査すると、だいたいどの企業でも40%以下だと言います。

しかし、成城石井の本部指示の実行率は、ほぼ100%だそうです。

このマネジメントレベルの高さが、同社の躍進の大きな理由なのです。

あいさつは、誰にでもできます。

しかし、徹底するのは、簡単ではありません。

命令であいさつをさせても、時間が経つとともに、だんだん悪くなっていきます。

全員が、心からお客様に喜んでいただきたいと考えられるようなマネジメントができれば、気持ちのよいあいさつは徹底されます。

そのような企業は、クリンリネスを徹底すること、品切れをなくすことといった基本的なことを着実に実行できる企業です。

基本的な指示が、現場で実行される企業の業績は伸びていきます。

そういう企業に改革するために、まずはあいさつの徹底からなのです。

Pen Iconこの記事の執筆者

橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員

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