トップの視点 2020.02.22

成功の罠

「成功してダメになった人間はいくらでもいるが、失敗してダメになった人間は極めて少ない」

名将、野村克也氏(故人)が、『週刊ベースボール』の連載で語った言葉です。

ここでいう、「成功してダメになった人」は、”スキルの錯覚”を起こした人でしょう。

スキルの錯覚とは、実業家のロルフ・ドベリ氏が示す”思い込み”で、成功の主たる要因を自分の能力と捉えてしまうことです。

成功するためには、能力と努力が必要ですが、主たる要因は”運”なのです。

その証拠として、創業者のうち、複数の事業を成功させられる人は、全体の1%程度しかいないというデータを挙げています。

野村元監督曰く、「成功しても反省する、その姿勢が自分の成功をより確固たるものにする」。

浮かれず、真摯に向き合っていくことが大切ですね。

Pen Iconこの記事の執筆者

橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員

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