死亡前死因分析
作家、実業家のロルフ・ドベリ氏は、「プロジェクトの計画を策定するにあたっては、『死亡前死因分析』をすることが肝要だ」と説いています。
つまり、そのプロジェクトが失敗に終わってしまう要因を、あらかじめ洗い出しておくのです。
プロジェクトを成功させるためには、悲観的な視点を持って、カタめに計画策定するのが、基本でしょう。
しかし、それは、成功を前提としているため、起こり得るリスクを最大限予想するまでには、至っていません。
『死亡前死因分析』では、「プロジェクトが、最終的に大失敗した」と仮定して、失敗に至るまでのストーリーを描きます。
そうすることにより、リスクが最大限洗い出せるのです。