失敗の規模
アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏は、「会社が成長するにしたがって、あらゆるものの規模を大きくする必要がある」と説いています。
会社の規模が拡大すれば、投資できる額も大きくなります。
大きな投資は、後進の企業に対する、強力なアドバンテージになるということでしょう。
ただし、彼がすごいのは、その裏返しとして、「失敗する実験の規模も、例外ではない」とハッキリ述べている点です。
曰く、「失敗の規模が拡大していないのだとすれば、意味のある変化を生み出す発明はできない」。
ベゾス氏は、株主レターの中で、「すべての実験に全力で取り組み、いくら失敗しても、いくつかは大きく当てて、損失をすべて埋め合わせる以上のものを得る」と約束しています。
船井流経営法で推す、”力相応”の姿勢です。