リーダーとしての適性を測る
スターバックスコーヒージャパンの元CEO、岩田松雄氏は、リーダーとしての資質は、お茶出しのときに測ることができると述べています。
例えば、採用面接のときに、お茶を出されたときの態度がどうか?
その様子を視れば、リーダーとしての適性が判ると言うのです。
「リーダーに問われるのは、部下にいかに動いてもらえるかだ」と岩田氏は言います。
自分よりも立場の弱い人への対応を最も重視すべきだと説きます。
ですから、面接時に、お茶を持ってきてくれた人をちゃんと気遣って、軽く頭を下げて「ありがとうございます」と声を出せるか、そういう態度を、注意深く観察しているそうです。
そういう基本動作のできない人に、部下への細かい気配りでリーダーシップを発揮することはできないと考えているからです。
多くの組織は、将来、リーダーになって活躍してくれる人が欲しいものです。
この岩田氏の視点は、とても参考になると思います。