間違ったアウトソーシング

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橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

Webビジネスの権威、リッチ・シェフレン氏は、「成功するためには、効果的なアウトソーシングの方法を知らなければならない」と説いています。

ただし、「大半の人のアウトソーシングに対する考え方は、間違っている」とも、述べています。

なぜなら、多くの人は、何とかして、最も安くやってくれる委託先を探そうとしているからです。

『最も安い委託先=最も信頼できる委託先』ではありません。

彼は、そのような先に頼むと、かえってコストが高く付くと言います。

まず、選択することにたくさんの労力が掛かります。

しかし、その割には、前にやってもらっていた委託先よりも、質が下がるというリスクを抱えてしまうのです。

シェフレン氏は、そのようなやり方を『アウトタスキング』と呼び、「アウトソーシングではない」と注意を促しています。

アウトソーシングとは、『自社が持っていない専門知識を持っている人たちと長期的な関係を築くこと』を、意味します。

注目すべきは、委託することによって、自社が注力すべき領域のパフォーマンスが、どれくらい上がるかなのです。

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