〇〇ができていない部下への質問
世界トップクラスのコンサルティングファームである、ボストンコンサルティンググループの人材育成方針のひとつは、「とにかく答えを与えないこと」だそうです。
「なぜ?」、「どのように?」といった質問を投げかけ、自分自身で気づかせることを重視しているのです。
ただし、ここで気をつけるポイントがあると言います。
それは、「〇〇ができていない」という説明に対して、「なぜ、できていないのか?」と訊いてはいけないということです。
「では、何をやっていたのか?」と訊かなければ、課題の本質に迫る気づきは得られないと言うのです。
結果を得るためには、原因である行動をちゃんと変える必要があるということでしょう。