自分らしさの書き換え
人間には、「自分らしくいたい」という意識が、潜在的にあると思います
悪いクセが、なかなか治らないのは、この潜在意識のせいではないでしょうか?
等身を超えた、ムリな行動をすると、心がまいってしまうのでしょう。
ですから、悪いクセを治すためには、”自分らしさ”についての意識を書き換えてあげる必要があります。
ほめ育てが、効果が高いという理由は、これかもしれません。
ほめられると、自分らしさについての意識が換わるからです。
例えば、遅刻グセがある人がいます。
その人も、おそらく遅刻が悪いことだとは、解かっています。
しかし、潜在的な三流意識が、遅刻をくり返させてしまうのです。
「オレの性質なら、遅刻しても仕方がない」という潜在意識があるのだと思います。
「オレが遅刻なんかするわけがない」という意識を持っていれば、自身を、強く律することができるはずなのです。
ですから、初期の段階では、「君が遅刻するなんて!」と驚いてあげるべきでしょう。
ひどく続く場合には、何かの成功体験を積ませるなどして、三流から二流、一流へと、自分らしさの意識を書き換えてあげる必要があるのです。