成長志向の罠
「早く成長できる会社に入りたい」
最近の就活生の多くが唱える、いわゆる”就活の軸”です。
成長したい、つまり「早く活躍したい」「早く責任あるポジションに就きたい」という意識の高さは、とても好ましいことだと思います。
ただし、実際には、「不安定な世の中で、”つぶしの利くスキル”を早く身に付けて、次のステップへ移れるようにしたい」という意味であるケースも、多いようです。
こういう人は、『1stステップの数年間を過ごす場所』を探しているのです。
企業にとっては、歓迎できない意図の人です。
定着しないだけでなく、『今だけ、自分だけ』の活躍できない人だからです。
このタイプを回避するためには、”成長できる環境”ではなく、自社の”仕事のおもしろさ・意義”を訴求することでしょう。