遅れた決断
読売ジャイアンツの監督、原辰徳氏は、チームを動かすときに、心に決めていることがあるそうです。
それは、『遅れた決断は、すべて愚策』です。
原監督は、「ペナントレースでも、試合の一局面でも、一番ダメなのは、決断が遅れることだ」と言います。
「そのためには、批判を恐れずに、変える勇気を持つことだ」というリーダー論を持っています。
船井総研グループ創業者の舩井幸雄は、『勇気とは、正しいことをすぐやり、悪いことをすぐにやめられる資質』と定義していました。
原監督の言う”変える勇気”と同義でしょう。
勇気を持って、すばやく決断し、それが間違っていると感じたら、すばやく修正を決断することです。
面子やプライドにこだわらない、高い人間性が求められます。