規模のリスク
ファーストリテイリング創業者の柳井正氏は、インタビューで、次のように述べています。
「大きいということは、むしろ潰れる可能性があるということですよ。小さくて俊敏な企業より、大きい企業で一時代狂ったらそれは潰れるってことです」
つまり、成長している企業は、規模の拡大と比例して、時流から外れたときのリスクが増していくということなのです。
では、成長企業は、潰れないために、どうすればよいのでしょうか?
柳井氏は、次の2つのことの大切さを説いています。
①時流適応しているかを常に自問自答すること
②過去の失敗例から学ぶこと
1984年にユニクロ1号店を開店させてから、一代で、世界規模にまで拡大させた柳井氏の発言には、重みがあります。