三度目の正直
一度の商品紹介で心が固まり、購買に至る顧客ばかりではありません。
例えば、特急列車の車内販売です。
一度目に通りかかった時には、何も買うつもりがなかったとしても、何度か通りかかるうちに、イメージが湧いて、結局買ってしまったという経験はないでしょうか?
メール広告でも、何度か送られてくるうちに、リンクをクリックして閲覧し、問い合わせをしてしまうことがあります。
鹿島宏著「業界のセオリー」(徳間書店)という本でも、CAの間の「機内販売は3回目に売れる」というルールが紹介されていました。
1回目は、「機内販売、やってるんだな」と乗客は思うだけ。
2回目で、「手に取ってみようかな」と思う。
そして、3回目で初めて、「買うことを決意する」。
顧客の意識が育つ期間も読む必要があります。
「ビジネス界に脈々と伝わる先人の知恵 業界のセオリー」(徳間書店)
https://www.amazon.co.jp/dp/4198629870