嫌でも洗練される方法
漫才師の塙宣之氏(ナイツ)は、毎日、短めのネタをブログに書き続けています。
2006年くらいにスタートし、累計約4,500本になるそうです。
塙さんは、その効用について、著書『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』の中で、次のように述べています。
「そうして、めちゃくちゃたくさんネタを書き、めちゃくちゃたくさん人前でネタをやっていると、いろんなことに気づくようになるんですよね。それだけ量をこなしていたら、馬鹿でもウケるところと、ウケないところがわかってくるじゃないですか。嫌でも洗練されてきます」
まさに、”量が質をつくる”ということでしょう。
ただし、この考え方(量→質理論)は、働き方改革の時流に反していると捉えられがちです。
しかし、塙さんが「馬鹿でも…」、「嫌でも…」と言うとおり、実は最も効率のよい方法なのだと思います。
漫才師なら、毎日ネタを書くこと。
コンサルタントなら、毎日ルールを起こすこと。