観せる指導法
『百聞は一見に如かず』ということわざのとおり、どれだけ口頭で伝えるよりも、一度見せた方が、教育効果が高い場合が、多くあります。
かのジャニー喜多川氏は、直接何かを具体的に教えるのではなく、ラスベガスやブロードウェイなど、海外のショーやミュージカル、世界的なアーティストのライブを観せるという指導法で、タレントを育てていたそうです。
教え子のひとりである、少年隊の錦織一清氏は、この”観せる”指導法の効果を次のように表現しています。
「この世界でやっていく欲を叩き込むのじゃなくて。引き出してくれるんです」
「一流を観せて、感じさせ、気づきを引き出した方が、自分のものになる」ということなのだと思います。
船井総研グループ創業者の舩井幸雄も、「企業視察が、最高の勉強法だ」と述べていました。
自社のホープには、一流を見せることです。
ジャニー喜多川氏は誰を褒め、誰を「ヤバいよ」と叱ったのか ジャニーズを支えた「育てる力」
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/08140715/