ビジネスモデルを壊せる人
時流適応のために常に変革を続け、繁盛を維持している、丸井グループの社長、青井浩氏は、「新しいビジネスモデルをつくって大成功させた経営者の在任期間中に、それを本人が変えるのは難しい」と言います。
丸井グループは、創業以来、ビジネスモデルを三度にわたって革新させています。
ただし、それらは、初代から三代目までの経営者が、それぞれ手掛けたものです。
「他社の例を見ても、自分がつくって自分で壊し、さらに新しいものをつくる人はほとんどいません」
青井社長曰く、時流の変わり目と中長期的な経営の視点に立つと、経営トップの在任期間は、最低10年です。
企業の継続的繁盛のために、代替わりのサイクルは、意識すべきでしょう。