社内食堂は有料の方がコスト高
グーグルの社内食堂が、一流の味なのにも関わらず、無料だというのは、有名です。
提供数は、1日10万食以上だそうです。
ただし、もともとは、食後に料金を徴収するつもりだったそうです。
以下のような理由から、無料にしたのです。
①料金精算システムの構築・運用に費用がかかる
②社員を支払いに並ばせる時間がもったいない
③社員を積極的に出社させて、相互交流を活性化した方が、卓越なアイデアが生まれる
つまり、有償化によって、①余計に費用がかかる、②無駄な工数が発生する、③イノベーションが生まれない などのリスクがあり、無償化と比較したところ、後者の方がメリットがあると判断したということです。
社内食堂で、自分の食事代を払うというのは、多くの企業で”当たり前です。
しかし、そのような当たり前の中にも、疑えば、生産性・効率性アップにつなげられるネタが、たくさんあるのでしょう。