寝る前にしてはいけないこと
起きているときに得た様々な情報が、記憶として脳に沈着するのは、主に睡眠中だそうです。
一夜漬けの試験勉強の際に、『少し寝てから勉強する』よりも『勉強してから少し寝る』方が、効率がよいのは、そのせいです。
感情も、ある意味で情報ですから、同様に睡眠中に沈着します。
ですから、眠りにつく間際に、よくない感情でいると、次の日に引きずることになります。
高い生産性を上げる物流企業、ソニックフローの社長、西脇昌氏は、社員には「一日の終わりに反省するな」と指導しているそうです。
反省して暗い気持ちになり、次の日に引きずって、集中力を欠くと、業務上のミスをする確率が上がります。
ドライバーなら、事故を発生させる危険性が高まります。
西脇社長は、「反省するなら、朝起きてからしなさい」と言います。
「夜よりも朝にした方が、頭がスッキリしていて、よい考えも浮かぶ」と説いています。