人材紹介サービス有効利用のポイント
管理職や営業職の採用活動において、人材紹介会社を利用するのは、有効な策のひとつです。
特に最近は、優秀で多忙な転職志望者ほど、紹介サービスの活用度が高い傾向にあります。
なぜなら、求人企業の検索、面談日程の調整、就業条件の交渉、最終回答など、手間がかかってわずらわしい工程を、転職エージェントがすべて請けてくれるからです。
企業が人材紹介会社を利用する際の最大のポイントは、「欲しい人材像を共有するためには、ある程度の時間がかかる」と理解することです。
欲しい人材像は、当該企業の業種特性、ミッション、ビジョン、事業戦略、社風、組織体制に関わってきます。
求職者の探索をスタートする前に、しっかり説明しておかなくてはなりません。
しかし、なかなか始めからバッチリ理解してもらうのは、難しいものです。
ですから、何人か紹介してもらう中で、修正をかけていく必要があります。
要は、推薦状や面談で判定した後のフィードバックをしっかり行なうことです。
どのような基準で、それぞれの判定に至ったのか、くわしく人材紹介会社へ伝えることで、紹介してくれる人材像のピントがどんどん合ってきます。