デスクは仕事をするところ
脳のリハビリのプロ、作業療法士の菅原洋平氏は、”脳を活かす仕事術”のひとつとして、「デスクでお茶を飲むのはやめなさい」という、ビックリするようなことを説いています。
理由は、脳には、”場所”と”行為”をセットで記憶するという特徴があるからだそうです。
デスクでお茶を飲んでいると、脳は『デスク=お茶を飲むところ』という記憶を持ってしまいます。
そうすると、デスクに着くと、お茶を飲むイメージが浮かんでしまうのです。
もちろん、脳は、『デスク=仕事をするところ』という記憶も持っています。
しかし、仕事、お茶・・・と複数のイメージが浮かぶと、脳内処理の効率が悪くなり、仕事の精度が下がるというのです。
”仕事”という重要な”行為”は、それしかしない”場所”を作ってやるのが、一番よいということです。