常勝集団の年度意識

Pen Iconこの記事の執筆者

橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

年間目標の達成度合いは、組織内の意識として、1年をどの期間でとらえるかで、変わってきます。

自社の決算期が3月の場合、一期は4月~3月です。

しかし、組織が常勝集団になるためには、1月~12月を1年ととらえて活動するのが、肝要です。

多くの施策で、準備から成果が出るまでの期間は、短くとも数ヶ月かかるでしょう。

そうすると、第三四半期までに年間の目標達成は視えるようにし、第四四半期は、今期の反省と来期の計画立案に充てるというサイクルを確立するのが、最もよいと言えます。

ですから、3月決算の会社の大きな流れは、以下のような感じです。

3月決算の会社のPDCAサイクル
1月:CHECK(評価)
2~3月:ACTION(改善)、PLAN(計画)
4~12月:DO(実行)


つまり、決算月を目指して目標数値を詰めるのではなく、3ヶ月前を目指して詰めるのです。

前期の第四四半期から、新しい1年は始まっています。

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橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

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