議事録を捨てる

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橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

会議の開催目的は、PDCA(Plan-Do-Check-Action)のうち、Plan(計画)またはCheck(評価)です。

ですから、よい会議は、終了後、各担当者が、決定事項のDo(行動)またはAction(改善)へ、すぐに移れる会議です。

そして、それらの決定事項は、完遂されなければなりません。

そのためには、いわゆる『議事録』を捨てるべきだと、私は考えています。

議事録を捨て、会議中には、タスク管理ツールで、決定事項をどんどんタスク化していくのです。

施策が固まるごとに、目標、担当者、実施時期・納期を決めて、入れていきます。

P→D、C→Aは、可能な限り自動的に進行する仕組みを作ることが、重要です。

議事録の弱点は、作成するのが手間な割には、実行段階であまり見返されないことです。

もちろん、議事録には、記録としての利点はあります。

しかし、それなら録音・録画すればよいことだし、今はアプリを使って、その音声を文字起こしすることも可能です。

また、備忘録なら、メモで充分でしょう。

議事録の作成を廃し、その代わり会議内での議論をより深め、タスク管理ツールで、決定事項を確実に実行できるようにした方が、よいと思います。

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橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

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