物流センターの玄関で癒された
本日、ハマキョウレックスさんの藤沢センターを訪問し、ファサードのユニークさにビックリしました。
外観はシンプルな物流センターですが、玄関だけは、カフェかペンションのようなのです。
ウッド製のドアの前に、これもウッドでできた庇と柵が付いたレンガ製のポーチが、設置してありました。
そして、その周りには、季節の花を植えた鉢が、並べられています。
聴くと、それらの植木鉢は、事業者の方ではなく、従業員の皆さんで管理されているとのこと。
この企画者である役員の方に意図をおうかがいすると、「物流センターは、ただでさえかたく冷たいイメージがある。だから、出退勤のときだけでも、従業員の皆さんに、癒しを感じてもらいたかった」とおっしゃっていました。
未曽有の人手不足が問題の最近では、カフェ風の食堂や休憩室が設置されるなど、従業員志向の物流センターが生まれてきています。
しかし、ハマキョウレックスさんでは、12年も前に造られた建物に、そのような思想が入っていました。
同社が、日替り班長制度やアコーディオン方式、継続的改善活動など、現場の方々の力を最大限引き出した、高品質な3PLマネジメントを強みとしているのは、物流業界内では有名なことです。
その強みのベースにある、ES重視の社風の一端を感じました。