物流現場との会議(定例会)で、販売機能を守る!

コロナ禍で問われる物流現場との関係性

突然ですが、物流運営担当者(自社及び委託先)と定期的に情報交換する場を設けていますか? 新型コロナウイルスの感染拡大により、消費者の動向が大きく変わり、様々な業種・業態で売上高に影響が出ています。この売上高の増減に伴い、当然物量も増減しています。7割経済と呼ばれる過酷な状況であっても、大きく売上高を伸長されている荷主企業もあります。しかし、物流現場でもうれしい悲鳴が上がっているとは限りません。物流現場は過去実績および販売計画を基に物量を想定し、その物量に合わせて設計しているため、想定の範囲外となる急な物量の増減、出荷ロットの拡縮、取扱SKUの改廃などにより、大きな混乱に陥ります。このような混乱が発生すると、「売れるのに出荷できない」という事態になりかねません。物流現場の混乱を少しでも抑制するために、物流現場と密に情報連携できる関係性を構築し、現場の実態を常に把握しておく必要があります。

既存物流企業との良好な関係性を維持する重要性

商品をすぐに市場へ供給できる体制を維持するためには、物流現場との関係性が良好である必要があります。特に、長期にわたり物流業務の委託先の見直しを行なっていない企業は現場業務がブラックボックス化しているケースも多いと考えられます。

ブラックボックス化が進むと、仮に物流現場との関係性が崩れ、他の物流企業への業務委託を検討しようとしても、業務内容が把握できません。そのため、物流企業に提示する要件定義書が不完全な資料となってしまい、現行を大きく上回る見積提示や運用開始後にトラブルが頻発することが容易に考えられます。

現行の物流コスト、品質、サービスレベルを維持・改善するためにも、定期的に意見交換を行う「会議(定例会)」を実施することが肝要です。

会議(定例会)のファシリテーション

当社で展開している「DXロジ研究会」では、荷主企業と物流企業の取引を円滑することを目的に、会議(定例会)をファシリテーションするサービスを会費充当で提供しております。

会議(定例会)の場を業務連絡だけでなく、物流現場から荷主企業への要望の抽出や現場改善に向けた課題抽出、KPIの設定・トレースなど、より濃密な時間にできるようにファシリテーションを行うサービスです。物流現場との友好な関係性を維持し、ロジスティクス機能を向上する会議(定例会)にするために、ぜひご活用いただければ幸いです。

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物流DXによる研究会会員各社のデジタル化推進と実行を目的とした研究会です。
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