高まっていくミドル層の需要
- ミドル層のニーズは高まります
2017年は、35歳以上を対象とした求人案件数がバブル時代よりも多くなっています。
今後も労働人口が不足していることを考えると、35歳以上の需要がさらに伸びることが考えられます。
近年多くの企業が新卒採用に難航を示し、若手人材の確保ができていないため、ターゲット層を35歳以上に引き上げています。
理由としては、リーマンショック後など就職氷河期の時代に、新卒採用を止めた企業において、30~40歳代の社員不足問題などがミドル層採用の要因の一つになります。
- では、ミドル層に求めているものはなにか?
他業界同様に物流業界でも次期幹部候補となる、マネジメント経験豊富な人材が欲しいというオーダーが求人数の増加に比例し多く見受けられます。
弊社『ロジキャリアップ』へ頂くお問い合わせも過半数はこの内容になります。
背景として、社内で幹部候補がうまく育っていないことが原因の大半を占めますが、それ以上に即戦力を求めている企業が増えていることが、ミドル層採用の需要に繋がっていると考えています。
ミドル層の求人ではマネジャー職が多く、マネジメント能力を有している方が人気があるようです。
ミドルマネジャーに求められる役割は、
- 組織や部署が直面する様々な課題を解決する能力
- 部下に必要な業務指示・指導を行ない、その進捗状況を管理する能力
- 組織の上層部や組織外からの情報を咀嚼して部下に伝え、部下の行動を導く能力
この3点が上げられます。
また企業が求職者に求めているポイント、即ち成功する方々には3つの共通点があると考えています。
- 業界問わずマネジメント経験
- 自社にない能力・経験
- 問題解決力
上記は面接時によく聞かれるポイントになります。
即ち、企業が求める人物像の一つの基準項目になることが考えられます。
企業担当者も、どのポジションで活かせるかを見極めながら面接をしています。
面接を成功させるためにもスキル・キャリアを企業でどう活かせるかをシミュレーションすることが大事になります。
今後、業界問わずミドル層の需要は益々強くなってくると考えています。
特に採用が難しくなっている業界では、その傾向をさらに強く感じることになるでしょう。
物流・ロジスティクスで人材採用・転職をご検討中皆様へ 弊社は物流業界に特化したコンサルティング事業を展開しておりますが、そのノウハウを活かし物流業界、とくにミドルからハイクラス層に特化した人材紹介サービス『ロジキャリアップ』を提供しております。
ご興味があれば弊社までお問い合わせお待ちしております。