求める人物像を定義する
人材採用を強化する上で、求める人物像を定義することは、とても重要です。なぜなら、自社に合っていない人材を採用しても、教育するのに時間がかかったり、離職につながったりとマイナスに作用してしまうためです。
目次
求める人物像を定義する方法
採用活動を強化する際、まずは求める人物像を明確にするところから実施する必要があります。では、求める人物像をどのように定義すればよいのかについてお伝えいたします。
①スキル
トラックドライバーや倉庫作業員を募集する際に、最低限、持っていてほしいスキルを決めます。たとえば、免許や資格などの洗い出しです。
また、実績や経験についてもどのような方が欲しいのかを明確化しましょう。ただし、あまり高いスキルレベルを求めてしまうと応募者が減ってしまいますので、注意が必要です。
②性格
自社の文化に馴染む人はどのような性格なのかを定義しましょう。
文化は目に見えないものですから、社員の方々にヒアリングやアンケートを取り、多くの意見がでてきたものを採用するようにしましょう。たとえば、「挨拶がしっかりしている」や「いつでも笑顔」などが挙げられます。
③属性
募集する段階で、性別や年齢を打ち出すことはできませんが、どのような属性が自社に必要なのかを明確にしておきましょう。
欲しい属性を決めるためには、自社がどういう会社になりたいのかをしっかり決めておく必要があります。
④こういう人は採用しない
「条件が合致したらOK」ではなく、反対に、この条件にあてはまったら絶対に採用しないという基準もしっかりと設けましょう。
例えば、「返事が曖昧な人」「自家用車が汚い人」といったように、みなさんが過去に採用して失敗した人にあてはまる項目をピックアップしておきましょう。
求める人物像が定義できたら・・・
①スキル ②性格 ③属性 ④こういう人は採用しない の4つを明確にし、求める人物像が定義できた後は、ホームページや募集媒体、面接時のチェックリストに反映させていきましょう。
なお、ホームページには、採用したい人物像を具体的に記載し、その人物像に合致した写真を掲載しましょう。
面接時の注意点と体験入社のすすめ
面接時には、上記の条件にあてはまる人かを判断できる質問を準備しておくと良いでしょう。ただし、面接では、見抜けないことが多々ありますので、体験入社をおススメします。
内定を出す前に職場体験をしてもらい、現場の社員の方にも求職者の人柄を見てもらうとより確実な採用活動ができるでしょう。
このコロナ禍で、応募数が増えている運送会社がたくさんあります。ぜひ、たくさん来ている応募者の中から、自社にあった人材を採用して、業績を伸ばしていってください。
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