採用活動でSNSを使うなら3:7の法則を押さえよ

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古田 和貴

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部 
チームリーダー シニアコンサルタント

中小の運送・物流企業に向けた、業績アップコンサルティングを展開。ドライバーの採用・育成・定着やマーケティング戦略の立案・販促・営業力強化の支援をテーマにメインにコンサルティングを行なっている。特にドライバー採用に関するノウハウを数多く持っている。

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近年SNSを活用した採用活動が盛んになってきています。若い世代の採用を行うためにもSNSの活用は必須です。

ですが、どのような内容を投稿すればいいのかわからない、どのように運用をしたらいいかわからないという方も多いと思います。

今回は、運送会社が採用活動でSNSを活用する際に意識するべき、たった1つの投稿ルールをお伝えします。

効果を最大化させる投稿ルール

  • ①より多くの人に見てもらう投稿 を3割
  • ②ファンを創るための投稿 を7割


このルールに沿ってSNSの投稿をしてください。

①より多くの人に見てもらう投稿

これは「トラックの運転動画」「ドラレコの映像」「フォークリフトの作業風景」などのスキル系の内容が良いです。業界に精通している方はこれを見ても、いつも通りの光景ととらえるかもしれませんが、物流業界に精通していない若手の人材は初めて見る光景です。

そのため何度も繰り返し再生したり、見入ってしまう傾向があります。特に若い世代は普段生活をする中で、物流業界に触れる機会が無いため刺さります。

この様な、より多くの人に見てもらうための内容を全体の3割程度投稿することで、SNSのアカウントを認知してもらうことができます。

②ファンを創るための投稿

これは「ドライバー飯」「会社の福利厚生」「社員インタビュー/紹介」「拠点紹介」「仕事説明」などのシリーズ化できる内容の投稿です。 例えば「ドライバー飯~東京編~」「ドライバー飯~大阪編~」など、ドライバーさんが運行先で食事する時の写真などを投稿してシリーズ化をしていきます。

シリーズ物が複数あれば、①でアカウントを見に来た人がどれかのファンになり、定期的にそのアカウントを見に戻ってきてくれます。ここでファンを作ることで、会社への興味を抱かせることができます。

SNSから自社のホームページに入ってくる求職者は、サイトの中の閲覧時間が採用広告で入ってきた人よりも長く、ページを閲覧する数も多いデータが取れています。

まとめ

①の投稿で求職者を集め、②の投稿で会社のファンを作り、自社のホームページに来てもらい応募をさせるという流れを作ることがソーシャルリクルーティングでは大切になります

投稿するコンテンツをシリーズ化してしまえば、SNSの運用もハードルは高くありません。まずはこのルールに沿って運用をしてみてください。

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