離職率が高い運送会社必見!トラックドライバーが辞めてしまう理由
人材不足に陥る原因の一つに離職が挙げられます。
目次
退職理由を把握できていますか?
ドライバーの離職率が高く、慢性的に人手不足になっている運送会社は、定着率向上に向けた取り組みが必要です。ただ、実際に相談を受ける際、多くの運送会社の経営者の方々は、応募が来ないことに悩まれているケースが多いです。
応募さえ来れば仕事を受けられるから、応募を増やしたいという考えだと思いますが、蛇口を一生懸命ひねっても、栓をしなければ意味がありません。ですから、人材不足が課題だという企業は、定着率をあげる取り組みをすることをおすすめします。
ドライバーが辞めない!定着率向上のポイント
では、定着率向上のため何をすべきなのか?見るべきチェックポイントについてお伝えします。
①自社にあったドライバーを採用できているか?
(求める人物像が明確か?)
②初期教育を徹底し、いきなり現場に入れていないか?
③会社好きになりそうな先輩を同乗させているか?
④コミュニケーションを取り、会社に馴染んでいるか?
⑤辞めるドライバーの退職理由を知っているか?
⑥仕事別・コース別の離職率を把握しているか?)
⑦競合他社の給与水準・労働時間・福利厚生を把握し、
それと同等以上の条件になっているか?
離職率が高い運送会社におすすめの施策
離職率が高い運送会社は、①採用から育成の仕組み②会社の人や文化に馴染む仕組み③退職理由を知り、それを潰す仕組み④競合企業との立ち位置を知る。の4つを行なっていただくとよいと思います。
【重要】労働条件の見直し
また、多くの運送会社がぶち当たる壁が、労働条件です。
いくらよい教育の仕組みがあっても、会社に馴染むことができても、労働条件が他社よりも見劣りしてしまうと離職率の改善にはつながりません。結局は営業力を強化し、新規荷主の開拓、既存荷主への条件交渉を行なっていかなければなりません。
もし、労働条件が悪いのにも関わらず、広告費をどんどんかけて、入替の激しい会社になってしまうと儲からない会社になってしまいます。なぜならば、①広告コストが増える②教育コストがかかる③新人ドライバーが増え事故費が増える④優秀なドライバーが流出するからです。
ですから、離職率が高い理由が労働条件にある場合には、早急に手を打つ必要があります。
2024年問題の解決に向けた人事・賃金制度 無料相談サービス
社員定着率を上げる取り組み事例を大公開!
本日は、人材不足に陥る原因の一つは「離職」という話をしました。目先の利益を追求するあまり、求人広告にお金を使ってしまうのはやめましょう。自社の取り組みを俯瞰して、定着率を上げながら採用活動を行なっていきましょう。
中小運送会社の経営者のみなさまに、日々役立つ情報をお届けしています。下記資料は無料でダウンロードすることができるので、ぜひご活用ください。
さいごに
当社では運送・物流企業の経営者のみなさまにご活用いただける資料や動画を公開しています。他にも役立つコンテンツも多数、ご用意しておりますので、ぜひご活用ください。
また、当社は物流企業に特化した経営コンサルティングサービスを提供しています。上記で紹介した取り組みのほかにも、デジタル化、営業戦略・マーケティング施策や採用、中期経営計画の策定など、物流企業の業績アップをご支援しています。
いつでも、お気軽にご相談ください。
なお、コラムの更新やセミナーの最新情報はLINEでも配信中です。
この機会にぜひ『友だち登録』をお願いします。
↑クリックすると友だち登録用のQRコードが表示されます。
おすすめ情報
資料ダウンロード/2025年のグレート物流企業づくり
- 概要
- 2025年を見据えて、今、物流企業がしておかなければならないことについて解説しています。
- 詳細
- https://logiiiii.f-logi.com/documents/text/great-logistics-co2025/
サービス/ロジスティクスプロバイダー経営研究会
- 概要
- 業績アップに特化した物流企業が集まる経営研究会!船井総研ロジが主催する研究会は、日本の物流業界をけん引する企業が一堂に会し、業績アップのノウハウを学びます。
- 詳細
- https://www.f-logi.com/butsuryu/society/
サービス/物流企業向けコンサルティング
- 概要
- 当社が有する以下のノウハウを最大限に活用し、コンサルティングサービスを提供しています。物流業界に特化し、全国で300社以上の物流企業の業績アップコンサルティングを展開しています。
- 詳細
- https://www.f-logi.com/butsuryu/consulting/