物流企業が抱える「写真を出せない」問題を解決する方法
倉庫や物流センターの作業員採用にお困りの会社でよくいただく相談が、
「荷主のロゴや商品が映ってしまうのはNG、庫内の写真を載せることができない」
という点です。そのため実際の写真を使うことができず、フリー素材やイラストを使わざるを得ないという状況です。
AIを活用し現場のイメージを鮮明に伝える
ただフリー素材やイラストしか掲載できないと応募率や面接実施率が低下する傾向にあります。そのためなるべく自社の人材がイキイキと働いている現場の写真を載せることが採用成功のカギになります。その対策としてAIが有効です。
以下は台車の上に載せた荷物をAIで消した例です。

他にも画像編集AIであれば以下のことができます。
- 1,手ぶれ・ピンぼけ画像をキレイにする
- 2,古い・小さい画像をキレイにする
- 3,集合写真から退職者を自然に消す
- 4,人物の顔を架空の人物に変更する
- 5,段ボールや商材などのロゴを消す
- 6,フリー素材のユニフォームを自社のユニフォームに変更する
- 7,倉庫工事のアフター画像を作る
- 8,制服リニューアルイメージを作成する
- 9,静止画像を動画化する
- 10,倉庫内を歩き回る動画を生成する
上記1~3であれば無料のアプリやWebサイトでも実施することが可能です。もっと精度を高めたい場合や4~10の項目を実施するのであれば、例えばPhotoshopを使えば月額1,500円程度で可能です。
慣れてしまえば1分ほどで編集が可能です。またこれらの画像や動画をSNSに活用するのも効果的でしょう。
さいごに
AIで気軽に架空の人物が作れる時代だからこそ、自社の社員を出しつつ、出せない部分はAIで加工するといった使い方が有効です。本コラムでは細かなAIの使い方まではご紹介できませんので、興味がありましたらご相談ください。
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