自社の業績パターンに沿って経営計画を立てる

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三村 信明

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部 
チームリーダー チーフコンサルタント

1978年生まれ。専門商社、大手経営コンサルティング会社を経て、2011年、船井総合研究所に入社。入社後は、生産財分野(製造業、建築資材メーカー、生産財商社など)、物流会社・運送会社を中心にコンサルティングを手がける。2018年7月より、船井総研ロジ株式会社に異動( 2019年1月転籍)。運送会社・物流会社に特化して、人事制度の構築・運用支援、組織戦略立案を行っている。

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物流企業向けコンサルティングサービス
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ロジスティクスプロバイダー経営研究会
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「コロナの影響で、減収減益だ」「昨年に比べて業績が落ち着いてきたが、増収減益だ」といった言葉をよく聞きます。

経営のかじ取りを上手く行っていくには、自社が置かれている現状をしっかりと押さえたうえで、経営計画を立て、実行していくことが重要です。

業績のパターンに応じた経営計画

会社の業績は以下の4つのパターンがあります。

1.増収増益、2.増収減益、3.減収増益、4.減収増益

増収や減収は「売上高の増減」、増益や減益は「利益の増減」を表します。この4つのパターンに応じて経営計画を立てる必要があります。

1.増収増益

もっとも理想的で、会社が成長し、上手く経営できているパターンです。どのような要因で増収増益になっているのか、推移をたどって、その要因を正しく分析しましょう。

その利益は本物か、環境がいいから伸びているだけなのか、将来への投資は十分なのか検討をしましょう。

2.増収減益

売上は増えているが、利益は減っているというケースです。成長途上で、様々なコストをかけ、投資を行いながら経営を行っているパターン、もしくは、競争が激化し、値下げ競争をすることで売上を伸ばしているパターンです。

前者は投資が落ち着けば、増収増益に転じていいけるでしょう。後者は商品(自社の独自固有のサービスは何か)と市場を見直して、高付加価値サービスを提供することが必要です。また、得意先を選別し、優良顧客のウェイトを高めることも有効です。

3.減収減益

売上も利益も減っている、最も厳しい状況です。これが続くようであれば、事業の大きな見直しが必要です。赤字の場合、まずは出血を止めましょう。

具体的には、不採算事業(得意先)からの撤退など、細かく利益管理を行って、マイナス要因を排除する必要があります。最悪のケースは車両の売却やリストラをすることになります。

4.減収増益

市場が伸び悩んでいるが、自社のサービスが強いパターンです。自社の強みをさらに伸ばすか、マーケティングを強化し、売上拡大を目指しましょう。

必要な対策と実践手法を知る

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成長している物流会社の中期経営計画の作り方

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三村 信明

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1978年生まれ。専門商社、大手経営コンサルティング会社を経て、2011年、船井総合研究所に入社。入社後は、生産財分野(製造業、建築資材メーカー、生産財商社など)、物流会社・運送会社を中心にコンサルティングを手がける。2018年7月より、船井総研ロジ株式会社に異動( 2019年1月転籍)。運送会社・物流会社に特化して、人事制度の構築・運用支援、組織戦略立案を行っている。

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