「週休3日制」の求人募集で応募数1.6倍に

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吉松 ほのか

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部
チームリーダー チーフコンサルタント

運送会社・物流会社向けに採用やWebマーケティングなど業績アップコンサルティングを展開。特に採用とその後の教育・育成の仕組みづくりを得意としている。

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働き方改革が進むなか、週に3回お休みがある「週休3日制」が話題になりました。最近では国家公務員も導入を検討するなど、実際に取り入れる企業も増えてきています。求職者の声はどうでしょうか。

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週休3日制の意識調査結果

株式会社マイナビが、正社員男女800名を対象に行った「週休3日制の意識調査」の結果では、「収入が減るなら利用したくない」が約8割を占めており、やはり休みを多くすることで稼げなくなってしまうことへの不安が大きいようでした。

しかし、「給料と休み、どちらかを選ぶとしたら」という問いに対して、40代・50代は「給料」ですが、20代・30代は「休みを選ぶ」と回答しています。また週休が多い人ほど、仕事の満足度が高いことも分かっています。

若手社員の採用・定着においては、「休み」が重要な要素になっていることが分かりました。では、物流業界ではどうでしょう。

物流業界の週休三日制はあり?なし?

実際に「週休三日制」のドライバー求人を作成したところ、大きな反響がありました。

同じ拠点で出稿している別の求人の3倍ほど閲覧数があります。また、それ以外にも「週1日から」や「土日のみ」「平日のみ」など曜日指定を歓迎するパートタイマーとしての働き方も同じく反響がありました。同様に、「早朝から午前中まで」「日中のみ」「深夜のみ」など時間指定もそうです。

応募してくる求職者は、若手に限ったわけではなく「異業種とのWワークで1日だけ時間を指定して働きたい」や「子どもを送った後から、お迎えまでの8時~14時という働き方をしたいママさん」といった、今までだとアプローチしづらかった層からの応募が発生しています。

また、それだけではなく、ドライバー経験者のなかでも柔軟な働き方を求めて転職してくる人もいました。

まとめ

このように「週休3日」だけでなく、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方をどう受け入れられるかという「働き方の多様性」が、いまの物流業界においても求められているのかもしれません。

ぜひこの視点でいまの仕事をどう分割できるのかご検討ください。

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