外国人のドライバーが走り出す日
2024年12月16日、自動車運送業が特定技能の対象となり、外国人ドライバーの受け入れが本格的に始まりました。
深刻な人手不足に悩む運送業界にとって、外国人材の活躍は大きな期待を集めています。しかし、文化や言語の壁など、不安を感じる企業も少なくありません。
本コラムでは、外国人ドライバー受け入れの現状と課題、そして成功のためのステップアッププログラムについて解説します。
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- ≫ 外国人ドライバーの受け入れが始まる~特定技能制度の現状と実態~
目次
特定技能外国人ドライバー受け入れの現状
在留資格である特定技能に自動車運送業が追加され、実際の試験が開始されたのが2024年12月16日。2月末までに402名の合格者が出ています。日本国内での受験者はもちろん、海外でもネパール、カンボジア、ミャンマー、インドで試験が実施され、合格者も出ている状況です。毎月受験者も増えているので、3月以降の結果も気になるところです。
特定技能で受け入れるドライバー数上限はトラックドライバーだけではなく、バス、タクシー運転手含めて24,500人です。各運送会社においては、人材不足の解消に加え、将来的な事業展開や売上向上を見据え、外国人ドライバーの受け入れを検討する動きが広がっています。
第一号の特定技能外国人ドライバーは、2月に九州で中国籍の方の就職先が決まったと話題に上がっておりました。これからどんどん増えていくことが予想されます。
外国人ドライバー受け入れの課題と対策
とはいえ、外国人ドライバーの採用にリスクを感じている会社が多いことも事実です。「日本語が完璧じゃない状態で事故を起こしてしまったら?」、「取引先から嫌がられる」、「ちょっとした指示変更をするのにも大変」などなど、心配は尽きないと思います。
そこでお伝えしたいことは、日本語レベルや仕事への慣れに応じたステップアッププログラムを準備しておくことが重要だということです。
まずは、特定の荷主拠点の定期的な配送業務からスタートするのが良いでしょう。この業務であれば、不特定多数の人とのコミュニケーションを減らすことができます。その後、日本語での簡単なコミュニケーションができるようになってきたら、徐々に対応できる配送ルートを増やしていきます。最終的には、着荷主側からの納品時指示などにも対応できるレベルに達すれば、様々な場所で活躍できる人材へと育っていきます。
さいごに
外国人ドライバーの受け入れは、人手不足解消の有効な手段である一方、適切な受け入れ体制を整えることが重要です。ステップアッププログラムを導入し、彼らが安心して働ける環境を構築することで、企業と外国人ドライバー双方にとって大きなメリットをもたらします。
ぜひ、新たな可能性を広げるために、外国人ドライバーの採用を前向きに検討してみませんか?
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